日本近海での混戦

前の日誌で潰れた船長宮猫・・・

戦闘副官：ニーナ＞船長どうしますか？
頼れる副官：シルバー＞う・・・んとにかく船に運んで予定通り東南アジアまで航海をしましょう。
戦闘副官：ニーナ＞ですね。少なくとも今の装備では戦闘海域の東南アジアまでは時間がかかりますし、寝させててもいいですよね。
頼れる副官：シルバー＞多分特に問題は起きないと思うけどね・・・。ともかく出港準備をしましょう。
船員＞指示書通り移動用の積載量で補給します！
頼れる副官：シルバー＞お願いね。
戦闘副官：ニーナ＞それにしても船長飲みすぎですね・・・。耳も尻尾も出ちゃってます。
頼れる副官：シルバー＞見つかる前に早く船へ運びましょう。

船長の宮猫を船長室のベットに運び込み一路東南アジアを目指す船。
頼れる副官：シルバー＞航路は台湾経由でジャカルタへ
戦闘副官：ニーナ＞それにしても日本沿岸には高レベル帯のNPC が多いですね・・・。
頼れる副官：シルバー＞情報によるとこの海域のNPCは70Lv 近い人でも経験値もらえるらしいです。
戦闘副官：ニーナ＞この船”ふぁいやーふぉっくす”（商用武装キャラック）で は結果は明らかですから遠洋に向かいましょう。
頼れる副官：シルバー＞ですね。でも・・・前方の船が・・・。

船員＞前方ガレオン系艦隊（商船襲撃隊）が交戦旗を掲げました！

戦闘副官：ニーナ＞至急回避行動を！交戦エリアからの脱出を！
船員＞無理です！敵艦の速度が早く交戦エリア脱出前に白兵戦を仕掛けられる可 能性が高いです！
戦闘副官：ニーナ＞ともかく、機雷を投下！少しでも時間稼ぎを！
機雷を撒いている間に敵艦からの艦砲射撃がズカズカと被弾する。被弾するたびに大きな揺れで船員が落水し帆には穴が開き速度が見る見る低下・・・。
船員＞残り耐久30％！持ちません！
戦闘副官：ニーナ＞だめかぁ・・・。
船員＞敵艦機雷源突入！
戦闘副官：ニーナ＞全砲門撃てーっ！
船員＞敵艦1隻撃沈！・・・副長！敵艦が当船船尾に照準を向けています！
戦闘副官：ニーナ＞回避行動開始！
回避行動を行ったが回避より敵艦の砲撃の方が早かった。
船員＞敵艦砲撃！回避間に合いません！
戦闘副官：ニーナ＞っ！衝撃に備えろ！！
船尾にクリティカルヒット・・・一気に浸水する”ふぁいやーふぉっくす”
船員＞船尾にクリティカルヒット・・・撃沈されました・・・。
戦闘副官：ニーナ＞・・・。

静まる船内。

船員＞ニーナ副長・・・。
戦闘副官：ニーナ＞・・・もう少し沖合いを通過してれば良かっ た・・・。

肩を落とすニーナにそっと手を置いたのは船長室に運ばれ爆睡中だった宮猫だった。

宮猫＞ニーナは良くやったにゃ・・・。撃沈されたけど積荷は無かったから損害も無かったにゃ。
戦闘副官：ニーナ＞船長・・・・・・ご指示をお願いします。
宮猫＞応急修理をし江戸へ緊急寄港！
船員＞へい！
宮猫＞寄港後近海海事装備で出航し・・・先程攻撃を仕掛けてきたガレオン艦隊を撃沈する。
船員＞へぃ・・・？船長、結果は同じかと思いますが・・・。
宮猫＞私の大事なニーナ副長にこんな思いをさせたNPC艦隊は海の藻屑にさせてやるにゃぁ・・・。
戦闘副官：ニーナ＞船長・・・どう頑張ってもガレオン艦隊との戦力差がありすぎて無理です！気 持ちは嬉しいですが負け戦はするべきではありません！っ？
ニーナは宮猫の姿を見てビックリした・・・。宮猫は耳も尻尾も出た状態で顔には大きくがあり、顔は笑っているが手で手すりを粉砕している。
頼れる副官：シルバー＞船長、とにかく落ち着いて下さい！戦力差は歴然です！
宮猫＞これは船長命令にゃ・・・。さっさと命令通りこなすのにゃ・・・。
ニーナ・シルバー＞はいっ！
普段の宮猫船長からは想像のつかない怖さがあり、二人は命令に従う他無かった。

宮猫＞ガレオン艦隊ぶっ潰す・・・。


補給も済ませ早急に先程攻撃を仕掛けてきたガレオン艦隊へ猛進する。


船員＞先程の敵ガレオン艦隊３隻発見！
宮猫＞交戦旗を掲げろ！
船員＞へい！
宮猫＞ニーナ副長、船の戦力差はどうしようもない、だから落水者や浸水回復は限りなく後回しで修理を最優先 で！後、機雷は撒けるだけ撒いて！
戦闘副官：ニーナ＞はい！

戦闘を開始した宮猫・・・当初の予想通り５スロット船を含むガレオン艦隊の砲撃は熾烈で宮猫船の耐久が凄いスピードで減ってゆく。


船員＞敵艦１隻が機雷源で投錨されました！
宮猫＞急旋回！船首クリティカルを狙え！！
戦闘副官：ニーナ＞側砲200％装填！発射準備完了！
宮猫＞撃てーっ！！

投錨機雷で足止めされた敵艦は放たれた砲弾を船首からモロに受け撃沈。

戦闘副官：ニーナ＞敵艦撃沈を確認！残り２隻！
宮猫＞まだ２隻あるにゃ！気を抜くにゃ！！




海戦は長期戦となったが修理レベルが高い宮猫は耐え切り、敵艦の耐久を徐々に削る。
戦闘副官：ニーナ＞敵艦に着弾した火炎弾による火災で敵船の残り耐久２桁前半！
宮猫＞船尾砲でクリティカルを狙って！側砲は旗艦を捕らえ続けて！
船員＞へい！
敵旗艦と後方にいる敵艦を船尾砲と側砲を使い連発攻撃状態に移行。
戦闘副官：ニーナ＞後方の敵艦に船尾砲がクリティカルヒット！残り耐久１桁！
宮猫＞猛火で焼き尽くされてしまえ！
戦闘副官：ニーナ＞・・・（船長何だか怖い・・・）
船員＞敵艦、火災により撃沈！残りは旗艦だけです！






旗艦だけになり後は多少楽になるかと思われたが旗艦が中々落ちない。火災を起こしても雨が降って消えてしまう悪循環。

戦闘副官：ニーナ＞敵艦の残り耐久約50％！
船員＞船長！もう残り資材がありません！
宮猫＞まだ船の耐久はある！行けるにゃ！
戦闘副官：ニーナ＞船長・・・
船員＞敵艦が機雷源へ突入しました！残り耐久僅か！
宮猫＞ガレオン艦隊に商用武装キャラックが勝てる所を見せ付けるにゃ！
船員＞敵船投錨はされず！本船の船首を狙っています！
宮猫＞急旋回！
船員＞間に合いません！着弾します！！
船首にクリティカルを受け大きく破損する”ふぁいやーふぉっくす”残り耐久は僅かだ。
戦闘副官：ニーナ＞敵艦の攻撃を後２回受けると沈没します！
宮猫＞その前に海の藻屑としてしまえ！
敵艦は火炎弾による火災で待てば待つほどこちらの勝利が近づく状況。
戦闘副官：ニーナ＞敵艦は耐久僅か！側砲の一斉砲撃でクリティカルでなくても撃沈できそうで す。
宮猫＞側砲一斉砲撃！
一斉砲撃を受け撃沈する敵艦・・・。ガレオン三隻艦隊に商用武装キャラックが勝った瞬間だった。

戦闘副官：ニーナ＞・・・勝てました・・・。
頼れる副官：シルバー＞・・・勝ててしまいましたね・・・。
あまり実感の無い副官２人。




戦闘副官：ニーナ＞船長・・・本気ですか？
宮猫＞江戸に戻って名工を叩いてMAX耐久へ。その後資材・砲弾を普段の1.5倍搭載。
宮猫＞・・・まだまだよ・・・まだ満足できないにゃぁ！！
頼れる副官：シルバー＞・・・分かりました。江戸に向かいましょう。


江戸に寄港しありったけの名工を叩きMAX耐久にし第二戦へ


船員＞前方ガレオン４隻艦隊！
戦闘副官：ニーナ＞もうヤケだ！いけぇ！




機雷が上手い事決まり、複数の敵艦がダ メージを食らうが直ぐに修理が始まり中々上手い事進まない。
宮猫＞中々しぶとい にゃ・・・
船員＞敵艦の砲撃が凄まじく、修復が遅れると撃沈されます！
宮猫＞修理継続、船首クリティカルを狙うのにゃ！戦法は先程の経験を活かして！
修理を続けながら敵艦の一隻を常に攻撃する。そしてやっとの事１隻撃沈。
戦闘副官：ニーナ＞敵艦をクリティカルで撃沈！残り３隻！




火炎砲や機雷のおかげで徐々に耐久を削られる敵艦・・・そして・・・
戦闘副官：ニーナ＞敵艦の耐久を削り取り撃沈！



宮猫＞段々パターンが分かってきたにゃ・・・。
戦闘副官：ニーナ＞パターンですか？
宮猫＞うん。船 尾砲のクリティカルか投錨機雷で足止めさせてその瞬間に旋回して船首クリティカルを狙う⇒砲撃後180度旋回。旋回完了時には敵艦が動きだすからそれに合 わせて微調整して船首クリティカルを狙う。
戦 闘副官：ニーナ＞普段もガレーの時はそんな感じじゃないでしたっけ？
宮猫＞ガレーは 船尾にくっ付いてくるけど、この艦隊は砲撃系統だからある程度の間隔を開けるから同じではないないゃ。
戦闘副官：ニーナ＞はぁ・・・私が不勉強でした・・・。

船員＞修理対決に競り勝ちました！残りは旗艦のみ！




宮猫＞畳み掛けるにゃ！！
船員＞へ い！

船をなるべく敵艦に近づけメリーゴーランド状態にする。敵艦の旋回ルートは機雷を大量にばら撒いたルートをたどる。

宮猫＞やはり投錨機雷だけだと撃沈までには至らないにゃ。
戦闘副官：ニーナ＞それは仕方が無いかと・・・威力が通常の半分しかないですから。
そういっている間に側砲の攻撃がジワジワ効いて旗艦を撃沈する事に成功。






宮猫＞にははは！ただのキャラックだと思ってると火傷するにゃ～。鉄製の商用武装キャラックにゃよ！
戦闘副官：ニーナ＞・・・船長・・・長かったです・・・。15日も連続で戦って ましたよ（汗）

宮猫＞ふぁ・・・つかれたにゃ・・・Zzzzz・・・・
頼れる副官：シルバー＞立ったまま寝てる・・・。都会のサラリーマンが持つPスキルを何時の間に取得してた んでしょうか・・・。
戦闘副官：ニーナ＞さぁ・・・



江 戸に寄港し副官と船員は事後処理に追われていた。
頼れる 副官：シルバー＞ふぅ・・・今回の戦闘、かなりの赤字だわ・・・。
戦 闘副官：ニーナ＞ですね・・・資材117、砲弾65、食料や砲とかもひっくるめるとかなり消耗しましたね・・・。
船員＞最大耐久もかなり削られました。名工費用も考えると凄い額になりそうです。
頼れる副官：シルバー＞と・・・まぁ船長のお金なので船長が満足であれば私は別にかまわないけ どね。
戦闘副官：ニーナ＞その当人はまだ夢の中ですが ね・・・。
頼れる副官：シルバー＞東南アジアまでは起き ないかもね。
船員＞ですね。